今昔物語

第2章 「進路」

高校3年生になり部活を引退し、やる事が無くなった私は普通の高校生らしい生活がはじまりました。(高校生らしい生活?)
まぁ高校生の遊びですね。

その頃の男子の格好は、長めの髪をオールバックにし、ズボンは腰履きで流行りのチーマースタイルですね。(チーマー、死語か)
今、考えると恥ずかしいですね(笑)
女子はギャルと言われミニスカートにルーズソックスで眉毛が細かった・・・ドキッとなった方、やっていましたね!!!

お金が少ない高校生はボーリング、カラオケそしてファミレスのドリンクバーで時間をつぶしていました。 

ん・・・高校3年生は、受験では、、そう、私の高校はお世辞にも頭のいい高校ではなかったので受験をする人が少なかったのです。
しかし進路を決めなくてはいけない時期にきても、当時特にやりたい事がなかった私。
勉強苦手、身体動かすのが好きという単純な理由と、部活中に思った怪我をしない身体造りを知りたかったので、スポーツインストラクター養成専門学校に行く事を決めました。

その専門学校では、実技は水泳、ウエイトトレーニング、エアロビクスが主で、夏はキャンプ実習、テニス実習、冬はスキー実習。
通常授業では機能解剖、トレーニング理論、スポーツ心理学、スポーツの歴史、経営学、語学、パソコンと多忙な生活で、勉強が苦手な私は疲れていたのを憶えてます。(通学に2時間ぐらいかかっていたのもありますが、汗)

水泳授業の後の授業は、想像を絶する睡魔との闘いでクラスの半分以上は寝ていたような・・・その中に私も。

その時に思ったことは、人間の身体って複雑だな~ 
今でも解らない事だらけですけど、当時の私は、本当に身体を動かすことが好きなだけで、身体の事を何も知らなかったと痛感しました。
自分の無知、無力に・・・・