更新日:2020.12.11
執 筆:整体師 田島健次
2020年も最後の月ですね。
皆さんにとって、今年はどの様な年でしたか?
今年は変化が多い年だったのではないでしょうか。
例えば、コロナの影響で
など、半強制的に変化を強いられたと思います。
変化することはストレスになりますので、自律神経の働きが低下して、体調不良になる人も増えました。
変化は怖いですし、不安がありますが、変化することにより、成長して新しい発見や楽しみが生まれます。
変化に対応、適応することで心も体も前より強くなりますので、勇気をもって行動してみましょう。
余談ですが、「わけあって絶滅しました。」と言う本が人気なのは知っていますか?
絶滅というネガティブなイメージを面白く説明している本です。
変化に対応することの大切さを教えてくれていると思います。
コロナの影響で半強制的に生活や仕事の仕方が変わりました。
これは外部要因です。
しかたなく変化を受け入れている状態です。
重要なのは、内部要因の変化が起きないまま、外部変化を強いられていることです。
自分の気持ちと行動が一致していないので、ストレスを感じます。
ストレスを常に感じていては、自律神経が乱れて、体調不良になりやすいです。
内部要因とは、自分の気持ちです。
気持ちを切りかえて仕事をしているし、家でも楽しみがある、と思っていませんか?
これは、頭(思考)で切り替えているだけの場合が多いです。
本心では、コロナが落ち着いて、以前のように気兼ねなく外食・仲間と飲み会・忘年会で騒いでストレス発散したいな~、とか、家族・仲間と旅行で楽しみたい、とか、皆とコンサートで騒ぎたい、などと思っていませんか?(その気持ちは分かります。)
なぜ気持ちの変化が追い付かないのでしょうか。
それは、今までやってきたことに価値があると思うため、自分の価値観を変化させることが難しいからです。
価値=時間×報酬・リスク といわれています。
誰でも、コロナ前の生活、仕事をやってきた時間の方が長いです。
今まで成功してきた体験や経験、時間が長いと、そこに価値があると思い、価値観を変化させることが難しくなります。
報酬も加わるので、今までのやり方を好むのです。
報酬とは、お金、地位、承認欲求、達成感などの、物質と感情的快楽です。
価値観を変化させるには、時間とエネルギーが必要です。
体、心のエネルギーと時間がある時に、自己分析をしてはいかがでしょうか?
新しい年、新しい時代がやってきます。
外的変化に内的変化がついていけば、ストレスを強く感じずに生活が続けられるでしょう。