更新日:2019.11.22
執 筆:整体師 田島健次
ラクビーワールドカップも終わりましたね。みなさんは観戦されましたか?
少し時間が経っているため感動が薄くなってきていると思います。
必死に戦っている姿に感動する体験をしたでしょうか?
8月のブログでは、経験・体験が神経を強くすることをお伝えしました。
ちなみに私は、興奮して声を出して交感神経を活性化していました。
ラグビーの精神をご存知ですか?
「One for all, All for one」
「一人はみんなの為に、みんなはひとつ(勝利)の為に」
私は素晴らしい精神だと思います。
団体競技では欠かせないチームプレイをするための精神ですよね。
私の勝手な感覚では、最近は個人プレイや個人の考えを出した方がカッコイイという傾向を強く感じます。
個人的能力を最大限に発揮させて素晴らしい結果を出せれば良いのですが…。
スポーツや仕事でも、一人だけ勝手なことをしたら良い結果が出せなくなる事が多いのではないでしょうか。
しかし、人の為ばかりするというような勘違いをしてはいけません。
自分がなくなってしまい自分の欲求が分からなくなってしまうと、感覚異常が起きて体と頭が分断されて自律神経も乱れて、酷くなると失体感症になってしまいますから。
自己尊重感を持った上で、スポーツチームや職場の同僚・部下・上司を思いやり、相手を尊重すると、良い結果が出る事も多くなります。
人間関係も円滑になり達成感が味わえ、人間関係の精神的ストレスも軽減して自律神経が安定すれば心身共に良い方に向かいます。
実は、強い勝てるチームや会社には多くの共通点があります。
「一人はみんなの為に、みんなはひとつ(勝利)の為に」も重要ですが、少し細かく言うと一人一人の精神状態や自律神経が活性化していることで、良い結果を出せるのです。
まず一番は、自分の健康状態・精神状態です。
自律神経の交感神経が活性化していて自己尊重感も高く、自信がある状態でストレスに耐えられる体力。
次に相手を思いやる共感しあう信頼関係が高い事により、副交感神経が高まり病気や疲労を回復しやすくなります。
そして、目標が明確になっていて達成できた時の気持ちを共有出来ていると、アドレナリンやドーパミンが大量に出て、意欲が湧いてきます。
この様な状態になった時は、能力以上の結果が出せる事があるそうです。
それは、高い能力・意識に引っ張られ、良い意味で伝染するからです。
しかし、この伝染は反対の意味でも作用することがあります。
チームや会社内に不満やマイナスのエネルギーを出している人がいると、それが伝染して結果が悪くなるそうです。
殺伐とした職場で疲れることはないでしょうか。精神状態は伝染するのです。
特にチームの中心人物や会社の社長や上司の精神状態は伝染での影響力が強いです。
このようなマイナスな伝染を防ぐためには、自分の健康状態(自律神経)・精神状態(自己尊重感)を高く保つことが重要になります。
周りから受けたマイナスを、自分でプラスに変える力がつく事が重要です。
自分で保つことが困難な場合は、「ここに来ると元気になれる」「この人と会うと気持ちが楽になれる」という場所に、足を運んでチャージしてくださいね。
健療院グループもチャージ出来る場所にしていきます。