当院院長のブログ

環境次第で人は変わる

更新日:2025.03.27
執 筆:整体師 田島健次

3月もあと少しで終わりますね。4月から新年度になります。
みなさまの中にも環境が変わる人がいることでしょう。
そのような方は、これまでとは異なる生活リズムや人間関係になりますね。

変化は、ストレスです

ストレスが大きかったり続いたりすると自律神経の調整がうまくいかなくなるので、体のシグナルを無視しないで、早めに対処してくださいね。

体のシグナルの一例は

  • 肩こり、首こり
  • 過食、食欲不振
  • 眠気、睡眠障害
  • 疲労感

などです。

人によりシグナルは違います。
4月に環境の変化がある人は、4月後半の体のシグナルを感じてみてください。

2~3週間もすれば新しい環境に慣れてきたかなって感じるでしょう。
それは成長、適応したからです。
慣れてきてホッとした時に上記にある体のシグナルが出やすいのです。
早めに対処してください。

簡単な対処方法は

  • 睡眠時間を確保する(熟睡できなくても目をつぶって横になる。スマホをだらだらみない)
  • 小食にして内臓を休める(空腹になっても問題ない休日にプチ断食するのもおすすめ)
  • 水分を多めにとる(カフェインやアルコールの入った飲み物ではなく、お水がいいです。)
  • 軽い運動(ストレッチ、ヨガ、散歩)
  • 深呼吸を意識して行う

などです。

人間関係の変化

環境の変化で最も影響を受けるのは人間関係ですね。
新しい環境で出会う人は、どのような考え・意識をもっているのか、コミュニケーション能力、発言する言葉がポジティブかネガティブなのかをよく観察するといいでしょう。

あなたの周りにいる人、集団意識によりあなたの能力、スキル、価値観が変わるので、自分の理想とする環境に身を置くことが大切です。
このことを心理学の用語で「ピア効果」といいます。

例えば
チャレンジ精神がありポジティブなコミュニティで、お互いを尊重し合い能力を高め合う集団の中にいると、必然的にポジティブな心理状況になりあなたの能力が高まりやすいのです。

逆に
無気力な人が多く、惰性で仕事をして、批判や否定、愚痴、妬みなどのネガティブなコミュニティが多い集団にいるとあなたは・・・わかりますよね。

どちらが正しいとかではないです。
「職場では、淡々と仕事をこなし必要最低限のコミュニケーションでいいです。」という人は、無理に意識の高い集団に入るとストレスになりますから。

ここで注意したいのは、「人は貼られたレッテルに応える生き物」と言われていることです。
他人から言われた言葉が強く印象に残り、それにより自己イメージが形成され、他人の「勝手なレッテル貼りの言葉」が無意識にまで浸透して「自分はこんな人なのだ」と勘違いしてしまいます。
自己暗示や洗脳もこのような心理状態なのかもしれませんね。

自分の周りの友人、職場仲間、上司、家族の中で、自分にかけてくる言葉に自己イメージを下げる人がいたら、できる限り避けるのもストレス回避には重要です。
(子どもにかける言葉は、注意してください。子どもは素直なので親、大人から言われた言葉がそのまま意識に入りますから、批判的な言葉で話さない方がいいでしょう。)

あなたの理想とする環境なのかを、一度立ち止まって、時間をかけて考えるのもいいかもしれません。
自分が成長できる心地よい環境に身を置けるといいですね。


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