当院院長のブログ

時間は、平等ではないかも

更新日:2021.12.10
執 筆:整体師 田島健次

2021年も終わりますね。
1年間は、いかがでしたか?
あっという間の1年でしたか?それともやりたい事が出来て理想的な1年でしたか?

ところで、人により時間感覚が違うのは、どうしてなのでしょうか?
時間は誰でも同じはずです。
しかし、子ども時代の時間と大人になってからの時間の進み方が違うな~、って感じている人は少なくないと思います。
なぜなのでしょうか?

時間とは何か

時間は、地球の自転、公転が基準です。
ちょっと話がズレますが、漫画や映画などで、地球の自転か公転より速く回れば、タイムスリップすると言うようなことを聞いた、見たことがあります(子ども時代なので曖昧な記憶ですが)。

実は、地球の動きに対して、自分の体の変化や環境変化、行動の変化によって、時間の認識が異なるのです。

  • 自分の体の変化とは
    呼吸リズム、睡眠リズム、年齢による変化
  • 環境変化とは
    世界の経済、政治、会社、学校、他人の動きなど、自分以外の変化
  • 行動の変化とは
    転職、引っ越し、副業、趣味など、自分の動きの変化

地球、自分、環境、行動の変化の量の違いが、その人の時間のスピードの認識の違いになります。
地球の動くスピードは変わらないので(たぶん)、1番の変化は、環境でしょう。コロナウィルスによりテクノロジーが強制的かつ急速に発展しましたが、自分の体や行動がそれほど変わらないので、変化量の差が大きく、1年があっという間に過ぎたな~と感じるのです。
(子どもは新しいもの取り入れる能力が高いのと、体の成長変化があるので、大人より時間が長く感じるのです。)

時間の認識について理解出来ましたでしょうか?

変化がストレスのもと

環境変化がストレスになり、自律神経を乱す人が多くいます。
環境変化は、もっともっと速くなるでしょう。
それに対して、自分の変化や行動が伴わず不安になったり、他人の動きが気になり悩んだりしていませんか?

時間の過ごし方は、人それぞれ違います。
他人や他の要因と比べたりする事は、自分の軸がぶれていて自分の欲求を無視している事になります。
自分の欲求を無視すると、自己否定感が高まります。
自己否定感が高いとは、自分に自信がもてず、他人の方が優れていると思うことです。不安感、恐怖心、罪悪感などが思考で回ってしまいます。

この思考では、精神的ストレスが高くなるので、自律神経が乱れやすくなります。

重要なのは自分軸で物事を考え、見て、行動し、決断する力をつけることです。
例えば、

  1. 安易な情報に流されないように、自分で学び知識、知恵を養う。
  2. 食べたい、寝たいなどの生理現象を無視しない。
  3. 小さな事からでも、行動する。

などです。

生命の時間は、限りがあります。限りある時間を自分軸で生きて自分を好きになって過ごした方が、人生が充実しませんか?
充実した人生を送るには、体の健康、心の健康が必要ですね。
他人に振り回されず、自分軸で考え、行動することで、心の健康を手にしてはいかがでしょうか?

今年1年、メルマガを読んで頂きましてありがとうございました。



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