更新日:2019.12.20
執 筆:整体師 田島健次
今年も残りわずかになりましたね。
今年を振り返りどうでしたか?目標は達成できましたか?
私の今年の目標は2月のブログに書いた「健康第一」でしたが、達成出来たとは言えませんでした。
個人的な事ですので多くは書きませんが皮膚炎に悩まされました。
健康でいるためには、やはり睡眠・食事・精神的ストレスを減らし充実した生活が必要ですね。
今年は働き方改革やブラック企業という言葉をよく聞きました。
これについては賛否両論ありますが、睡眠時間を削り仕事に没頭して食事も簡単に済ませられるジャンクフードにすることや人間関係・納期・売上ノルマなどのストレスが高い状態では、自律神経は乱れ不健康な状態になってしまいます。
こんな状態で仕事に取り組み、質の良い仕事は出来るでしょうか?
仕事に没頭することは悪いことではありません。
しかし、体を壊してまでやる仕事は仕事でしょうか?
前からそうですが今の時代は大量生産・大量消費ではなく、良い物・良い質を求める傾向がより強くなっていくのではないでしょうか。
質の良い物・質の良いサービス・質の良い医療・質の良い食品と充実した生活を送り健康でいたいという欲求が高まっているのでしょう。
みなさんにとって、健康で充実した生活とはどのようなことでしょうか?
人それぞれ違うので答えはありませんが、生活の中で少し工夫するだけで生理学的・神経学的に有効な方法があります。
それは、「音楽を聴く」ことです。
音楽?と思われた方がいるでしょう。
最新の研究で神経音楽学というものがあります。
聴いているときに脳波が変化して、ストレスホルモンのコルチゾールが減る研究結果が出ているそうです。
コルチゾールはストレスがあると分泌が亢進して、血圧・血糖を高め、免疫機能低下を起こします。
簡単に言うと不快な感情を感じやすくなります。
音楽を聴く事でコルチゾールが減って、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンなどのホルモン物質が放出されます。
ドーパミン、セロトニンは快感情(嬉しい・楽しい)、オキシトシンは安心(絆を深める)を感じるホルモンです。
音楽の種類は多いので、その時・その場所に合うものを聴くと良いのではないでしょうか?
例えば、ストレスが溜まっている時は、自分の好きな歌手のコンサートや野外フェスに行ってストレス解消することも良いでしょう。
1人で聴くのも良いですが、実は大勢が一緒になって同じ音を聴いて感じると一体感が生まれて絆が深まり幸福感が上がるんです。
夜やリラックスしたいときは癒やし系のものを流していると、脳波のアルファ波が強まり落ち着き副交感神経優位になり睡眠の質も高くなるでしょう。
好みもあると思うので、自分に合う音を探してみて下さい。
令和になり、初めての紅白歌合戦です。
音楽を聴いて1年間の自分の頑張りを褒めてあげましょう。
家族・パートナー・友人と聴く事で絆が深まり円満な人間関係になり、充実した生活を送りましょう。
除夜の鐘は音楽ではありませんが私は落ち着きます。