2019年8月開催 心と体の勉強会 音声テキスト No.6
アルコールは賛否両論あるんですけど、僕は自分が好きなのもあって、ちょっとくらいいいんじゃないのっていう派です。
勿論、沢山はダメです。アルコールっていうのは簡単に言うと分解しなければならないので、分解するためにエネルギー取られちゃうんですね。
それが一番問題なんですよ。
一番いいのは、アルコール飲むと馬鹿になるでしょ。あれが大事なんですよ。
脳の三層構造の一番外側に大脳新皮質っていうのがあります。これは簡単に言うと人間の脳ですね。ほ乳類の脳とも言われますけど、霊長類の脳ですね。
知識、ルール、秩序、そういう事を司っている脳です。
で、アルコールを飲むと、外側から動かなくなってくるんですね。
大脳新皮質の更に内側を大脳辺縁系、更に内側が脳幹。
つまり、脳幹は自律神経ですね。
で、簡単に言うと大脳新皮質が酔っ払って、次大脳辺縁系が酔っ払って、次に脳幹が酔っ払うんですけど、脳幹が酔っ払う辺りには、嘔吐していますね。
もっといくと、死んじゃいます。
ネットで色々調べると、睡眠薬に、抗うつ剤とか睡眠薬とアルコールとかそういうのはダメですよってありますけど、アルコールだけでも大脳新皮質って酔っ払っちゃうので、睡眠薬っていうのは大脳新皮質を麻痺させちゃうんですね。
大脳辺縁系は感情の脳で脳幹は体の脳だから、寝やすくなるんですね。
アルコールを飲むと寝やすくなるっていうのはこういう事です。
大脳新皮質がルール秩序ですから、これやっちゃいけない、あれやっちゃいけないとかありますけど、お酒飲むとルール秩序が薄くなっちゃうので、大声出したり騒いだりするんですね。
酒癖悪い人いますよね。酒癖悪い人はルール秩序が強いんです。
ですので、ここで押さえ込まれていた交感神経のエネルギーがブワッと出てきてしまうんですよ。だから暴力事件起こしたりだとか、社会の枠組みから外れたことをやってしまうんですよ。
そういう意味で、アルコールは大脳新皮質がある程度麻痺するからリラックス出来るっていう側面もあります。
逆に、お酒の力を借りてやっていると、アルコール中毒になっちゃうんですよ。
だから、お酒の力だけではなくって、例えばカラオケ行って歌、歌いましょうだとか、運動しましょうっていうので、解放していくわけです。
それをお酒だけで解放していくと、もうべろんべろんになりますから。
あと、もうちょっと気をつけた方がいいっていう事だと小麦とかですね。
参加者:「砂糖って果糖とかはどうなんでしょうか」
果糖ならまぁいいですね。
参加者:「果物のジュースとかああいうのはどうですか」
残念ながら、果物の中には果糖だけではなく、ショ糖っていうのも入っていて、二糖類なんです。
簡単に言うと血糖値が早く上がっちゃうのがダメなんですよ。
で、果糖っていうのは血糖値があまり上がりづらいんですね。
ラカントSっていうものすごく高い砂糖知っていますか?
血糖値が上がりにくい砂糖として有名なんです。
ああいうのを使って作られたお菓子ならオッケーです。
でも、高いので、ラカントSを使って作られたお菓子なんて1つもありません。
大体、果糖ブドウ糖液糖って書いてありますね。あれは、ダメなものです。
果物も、果糖だけではなくて、ショ糖が入っているので、100%でも、症状が悪いときは摂らない方がいいです。
だから、僕はそういうものも排除していました。
そういえば、僕はね、その頃やってみて、改めて分かったんですけど、パン屋さんのパンをよく食べていたんですよ。それをよく食べていたのが、それをやり始めて、分かりました。
ですので小麦、麺とかですね、そういうのも控えた方がいいんですけど、どこまで控えた方がいいかっていうのは、あんまり症状がそこまで酷くないのに、控えすぎちゃうと狂っちゃう。ある程度は美味しいもの食べてた方がいいですけど、症状がものすごく悪いときには、化学的ストレスは結構強いモノなので、控えた方がいいですね。
後は、温度・湿度・気圧のストレスですけど、私は今丁度いい温度に感じますけど、さっきまで外にいましたので、外歩いてるともう暑くなってきますよね。
ああいうのにやっぱりエネルギー使うんですよ。
寒くてもエネルギー使います。
なので、適度な状態がいいですね。
例えば、気圧なんていうのは古傷が痛むなんていいますけど、あれは簡単に言うと、気圧が低いので、酸素の量が少ないんですね。
そうすると、酸素が届かなくなりやすいので、その時に姿勢が悪くて、呼吸が浅かったりすると、すぐ出ちゃう。
酸素っていうのは、届かなくなると、痛みの神経が過敏になります。
なので、しびれが出てくるだとか、痛みが出てくるだとか、鈍痛とかね。そういうのは酸素不足による痛みです。気圧は変えようがないのでね。
あとはなにするかっていうと、構造的ストレスを治して、例えば深く息が吸えるようになる。
肋骨が固まっている人とかいるんですね。
背骨が、動きづらくなっちゃっていると、肋骨が上に上がりづらいんですね。
そうすると呼吸しにくいんですよ。
あとは、自律神経が乱れているとよく動かないのが、横隔膜。
横隔膜が緊張していると、呼吸がしにくい。
あと、横隔膜の下には胃があるんですよ。
胃っていうのは横隔膜を貫いているんです。
自律神経が乱れていると胃は上に上がってきます。
そうすると横隔膜が下に下がれないんです。
横隔膜が下に下がらないと、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、酸素があまり吸えなくなって、神経とかそういうものに酸素が届きにくくなると、痛みやしびれとか色んな症状が出たり、それが三半規管に起こればめまいが起きます。
なので、ちゃんと呼吸が出来る体になっているかなっていうのも凄く重要です。
これらを治すと、空気が吸えるようになるので、酸素が入れば神経がちゃんと働いて、内臓もちゃんと働いてくるので、副交感神経も働きやすくなるっていう事ですね。