更新日:2017.10.18
執 筆:整体師 田島健次
身体の癖が貴方の行動、思考を支配していると聞いたらどう思いますか? 日常生活で、無意識に同じ行動をしていませんか? その行動が貴方の性格を強くしているかもしれません。 アメリカのクロニンジャー教授が、自分でも無意識に周囲の環境に反応してしまう特徴を「気質」、意識的に自分の行動をコントロールしようとする特徴を「性格」と考えたそうです。 「生まれ持った性格だから変わりようがない」ってこの言葉をよく言う人は、変化、成長したくないんだな~~と私は感じます。 しかし「気質」は加齢とともに変化するそうです。「性格」も行動、思考を変えれば成熟していくでしょう。
話しを戻します、癖の話しです。 まず無意識に指を組んでください。指を組んだ時、親指が右が上ですか?左が上ですか?
右親指が上になる | 即決型、上昇志向型、リーダーシップ、せっかち、「早く」が口癖、肝臓、胆のうに負担がかかる、怒りが溜まりやすい、イライラしやすい |
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左親指が上になる | 熟考型、プロセス重要型、「納得したい決断がしたい」、気配りが出来る人、胃や膵臓に負担がかかる、悩み迷いやすい |
皆さんどうでしたか?あくまでも傾向ですから、これだけで判断は難しいですけどね。 指を組んだだけで、思考、行動、内臓の負担などが出ますので、意識して組み慣れない方に組むことで「性格」が変わるかもしれません。 組み慣れない方に違和感ないレベルまでに組めるようになると、消化器系の病気が起きにくいと東洋医学では言われています。
他にもたくさんの癖があります、腕を組む癖、脚を組む癖、呼吸の癖、歩くスピード、ご飯を食べるスピードなど、日常で無意識に行っている行動を意識的に逆の方にしてみてください。 腕組みはいつも右が上に来る人は左を上に、早く歩く人はゆっくり、早食いの人はよく噛んで食べるなどして少しの意識で変えられます。 癖を変える事により、思考、行動が変わって新しい自分が発見できるかも!!! プラス内臓や姿勢も変われば、担当の先生に褒められたり、自律神経も安定する!!