健康豆知識「元気通信」

体内時計と自律神経

更新日:2014.08.21
執 筆:整体師 内海頼子

あなたは、普段目覚めてから朝日を浴びていますか?

雨戸やカーテンを一日中閉めっぱなしだったり、日の当たらない部屋で一日を過ごしていたり・・・
そんなことはありませんか?

紫外線を恐れるばかり、日光を全く浴びなかったり、浴びる時間が良くなかったりすると健康を害することがあるのです。

なぜなら光には、体内時計を調節する大切な働きがあるからなのです。

体内時計をリセット

皆さんは1日が24時間だと言うことはご存知のはずですよね。
でも、体内時計はなんと本来25時間になっているのです。

ですから、日光を浴びて体内時計の狂いをリセットする必要があるのです。
その際光の明るさは、3000ルクス以上が必要です。

同じ光でも室内の照明では、太陽の15400ルクスという明るさには到底およばないのです。

体調を整えるには、早朝に朝日を浴びることが大切です。

すると、眼の網膜に入った光が直接脳を刺激し体温をあげ、身体が活動できるように準備するのです。
(体内時計の存在場所は目にあるのです)

つまり、自律神経の働きを正しくしてくれるのです。

その他、セロトニンというホルモンが分泌されやすくなることから、精神が安定し、うつ状態の改善にも効果があります。

いつも眠りが浅い・昼間眠い・朝がどうしてもおきられない・キレやすい・情緒不安定になりやすい・・・という方は、朝起きたら朝日を浴びる週間を身につけましょう!